美容師には華やかなイメージもあるが、理容師と同様に手堅く収入を得られる職業である。美容師・理容師ともに資格は、美容師法および理容師法に基づく厚生労働大臣免許(国家資格)。資格を取得するには厚生労働大臣指定の専門学校で昼間または夜間で2年、通信課程なら3年間学ぶ必要がある。基礎技術に加え、店舗の経営管理やメイクアップ技術など、幅広く習得しなければならない。さらに理容師にはカミソリを使って男性のヒゲを剃る技術、美容師なら日本髪の結い方や着物の着付けなども身につける。
専門学校卒業後、厚生労働大臣が委任する指定試験機関(財)理容師美容師試験研修センターが行う筆記試験と実技試験を受験して両方に合格し、免許申請すると取得できる。筆記試験か実技試験のどちらかに合格した者は、申請により次回に限り、合格した試験が免除される。1998年度から養成制度が改正され、従来は必修だった実地習練(インターン制度)は廃止された。
資格取得後は美容院や理髪店で働くことになるが、技術とセンスが勝負のきびしい世界。そのかわり、実力しだいで収入もついてくる。独立をめざすなら、お客をひきつける話術や最新の技術を研究するなど日々の努力が大切だ。